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ココ椰子
南国の代名詞といえばココナッツ。これがココ椰子です。
背の高い幹で葉の根本にたくさんのココナッツの実をつけます。
バンコクから1時間半ほどタイ湾を南下していく道沿いに
ココ椰子が並んでいる光景はタイらしさを感じてホッとします。
ココ椰子の実
若いココナッツの実(マプラオオーン)
マプラオオーンと言って若いココナッツです。
飲料として飲まれているのでご存じの方も多いはず。
天然のポカリスエットと言われるくらい栄養価が高いです。
ココナッツの実 中熟(マプラオトゥントゥーク)
若い実は熟していくと外側はがんだん茶色くなって
中の胚乳の白部分がだんだん厚く硬くなっていきます。
中熟の胚乳がまだ柔らかめなうちはその部分がお菓子作りに使われます。
完熟(マプラオゲーオ)
完熟してくると胚乳が硬くなるので削って
ココナッツミルクを作るのに使われます。
また、外の殻はお皿や調理器具として使うことができます。
本当かどうか定かではありませんが、タイのアユタヤ時代のドラマでは
外のふさふさした部分を生理用のナプキンとして使用していました(笑)
葉は家を作る材料として使われたり、殻は炭になったりと
捨てるところがほとんどないエコでサスティナブルな植物です。