タイにはサトーという名前の豆があります。
私は初めて聞いた時は佐藤豆?砂糖豆?と思いましたが・・・一体どんなお豆かご紹介します。
サトー豆(สะตอ)はどんな野菜?
特徴
สะตอ サトー
日本名だとネジレフサマメ。形状からわかるように棒状でねじれていてその中に豆が入っています。
英語だとstinky beansというそうです。
臭豆なんて名前がつく理由は、食べた後しばらく排泄物から豆の臭いが漂う強烈な野菜だからです。
タイでは南部が特産で雨季が旬の時期のようです。
旬の時期になるとバンコクの街中でもサトー豆売りの屋台を見かけましたが、
そういえば最近あまり見かけません。
房のまま買った方が新鮮ですが、結構房が固くて剥くのが大変なので剥いた状態で買った方が楽です。
栄養価
臭いとあまり良い印象ばかりを伝えてこれまでの説明だと食べる気持ちにならなかったかもしれませんが、
実はこんなに体にいいこと尽くし。
- 栄養価がとても高い。
- 抗酸化作用
- 血糖値、血圧を下げる
- 抗がん作用
- PMSの軽減
食感と見た目
見た目は空豆、食感は枝豆な感じでコリっとしていて食感と味がやみつきになって食べたくなる野菜です。
食べ方
とにかく臭いが強烈でタイの代表的な臭野菜の一つに選ばれているのですが、虜になる人が多くいる豆です。
そして人間だけではなく虫にも好かれているので豆の中を言ったり来たりする虫もいて買った時は
穴があいていないか確認をした方が無難です。私は調理する時に縦半分に割って火が通りやすくする目的
だけではなく虫の混入確認もしています。
茹でたり炒めたりして食べます。
サトー豆を使ったお料理
パッサトークン(サトー豆とエビのガピ炒め)
サトー豆をエビや豚肉で炒めたお料理です。豚肉とサトー豆で炒めただけのお料理もあります。
ガピとやし砂糖を使って甘じょっぱく辛く炒めてあります。
パッサーンメン(3大臭野菜炒め)
3大臭野菜(サトー豆、チャオム、にんにくを春雨で炒めたお料理)
ニンニクの甘酢漬けがアクセントになってとっても美味しい一品。
塩茹で
軽く塩茹でしてそのまま食べても美味しいです♡